- シニア情報生活アドバイザーマガジン
- (第138号−2016年1月31日)
発行:一般財団法人ニューメディア開発協会
シニア情報生活アドバイザー事務局
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□ <目次>
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[トピックス]
●「シニアネットフォーラム21 in 東京2016」の概要が決定
●ニューメディア開発協会講演会及び成果報告会の開催
[スキルアップ講座]
●「 バックアップをしよう 」
−− ダイヤネット 林 徴 −−
[参考情報・資料]
●あなたのパソコンの内臓時刻が地域標準時とあっているか調べる
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□ トピックス
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●「シニアネットフォーラム21 in 東京2016」の概要が決定
今年のシニアネットフォーラム21 in 東京2016の概要がほぼ決定いたしま
した。
日時:平成28年3月11日(金)9:30〜16:00(予定)
場所:星陵会館 東京都千代田区永田町2-16-2
(有楽町線・半蔵門線・南北線 永田町駅6番出口より 徒歩3分)
http://www.seiryokai.org/kaikan.html
今年度より経済産業省に加えて総務省の後援を受けて開催予定であり、未だ
内容は未確定ですが、特別公演としては、今話題の「生涯現役社会の構築に向けて」
という事で経済産業省より講演を頂く予定です。
その他の内容についてはタブレットを中心とした内容になる予定です。
なお、今年度もご高齢にもかかわらずシニアへのICTアドバイス活動を続けら
れている「シニア情報生活アドバイザー」16名の方を表彰させていただきます。
詳しくは、シニアネット交流広場「事務局からのお知らせ」→「シニアネットフ
ラムの日時と会場が決定いたしました」をご覧ください。
http://nmda-snr.saloon.jp//?page_id=127
また、今回シニアネットフォーラムにご出席いただきました方全員に、開催に
ご協力いただく日本マイクロソフト社が作成いたしました「Windows10テキス
ト」を進呈いたします。
午後には「Windows10体験」講習会も併せて実施いたしクます。
(50分 各回18名/2回実施)
●ニューメディア開発協会講演会及び成果報告会の開催
本講演会には、シニア情報生活アドバイザー等どなたでもご出席出来、今回は特
にTRONの開発者として世界的に有名な東京大学の坂村教授にご講演をいただく
予定で、かなり受講希望者が多いと思われますので、受講ご希望の方はお早めにお
申し込みください。
1.日 時:平成28年2月25日(木) 13時30分〜17時20分
2.場 所:TEPIAホール 4F
東京都港区北青山2−8−44 電話:03-5476-6111
http://www.tepia.jp/access
3.講演予定内容
基調講演 「テーマ:新たな社会の到来」〜IoTがもたらす世界〜
東京大学大学院情報学環 教授/副学長 坂村 健 氏
特別講演 「テーマ:IoTが生み出す新たなビジネスモデル」
経済産業省 商務情報政策局 商務情報政策統括調整官 吉本 豊 氏
講演 「テーマ:IoT時代に求められるソフトウエア・エンジニアリング
〜セーフティとセキュリティーが支えるITシステム〜」
独立行政法人情報処理推進機構 技術本部
ソフトウエア高信頼化センター 副所長 和田 恭 氏
申し込み等詳細は、HPをご覧ください。
http://www.nmda.or.jp/nmda/H28seika.html
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□ スキルアップ講座
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●「 バックアップをしよう 」
ダイヤネット 林 徴
1.まえがき
パソコンの故障はあまり前触れもなく突然やってきます。
このような万が一の事態に備えてパソコンのバックアップは必須です。
この際是非バックアップを実行しましょう。
バックアップ先には外付けハードディスク、USBメモリ、DVD等が使われます。
価格的にはUSBが安く、32GBで1000円強 64GBで3000円弱でしょう。
HDDは500GBで7000円程度です。
容量はバックアップするフォルダを右クリック⇒プロパティから調べましょう。
なお、USBメモリは容量が小さいので、容量の大きいシステムのバックアップ
(100GB程度)には不適です。
また、写真を大量に保管されている方は、専用のHDDを用意されるのが良いでしょう。
バックアップするものは、データをバックアップするものと、パソコンシステム
を丸ごとバックアップするものの二つがあります。(本説明はWindows8.1ベースで
作成しました。)
2.データのバックアップ
a.ドキュメント、ミュ―ジック、ピクチャー、
エクスプローラ⇒ドキュメント/ミュ―ジック/ピクチャー/ビデオ/を夫々右クリ
ック⇒送る⇒バックアップ先をクリック
b.メールアドレス帳
メール⇒アドレス帳⇒エクスポート⇒カンマ区切り(.csv)をクリック⇒エクスポ
ート先のファイル名を入力 (事前に保存先に「アドレス帳バックアップ」のように
作っておく ) ⇒参照 ⇒ 事前に作ったファイル名をクリック ⇒ 保存 ⇒ 次へ ⇒
必要な項目に「レ」⇒完了
c.メールメッセージ
ファイル⇒ 電子メールのエクスポート⇒ 電子メールメッセージ⇒ Microsoft
Windows Liveメール ⇒ 次へ ⇒ 保存するフォルダ ⇒ 参照 ⇒ バックアップ先に
「メッセージバックアップ」フォルダを作っておく⇒ メッセージバックアップ ⇒
OK⇒ 次へ⇒全てのフォルダ⇒ 次へ ⇒ 完了
d.アカウントも同様にしてバックアップ
e.お気に入り
インターネット ⇒ ファイル ⇒ インポートおよびエクスポート ⇒ ファイルに
エクスポートする ⇒ 次へ ⇒「お気に入り」に「レ」⇒ 次へ ⇒ Favoritesが選
択されているのを確認 ⇒ 次へ ⇒ ファイル名が「・・・・\Documents\bookmark.htm」となっている場合が多いので、それでもよいが、HDD、USB等に保存する場合は 「参照」 より保存場所とファイル名(例:bookmark)を指定する ⇒「エクスポート」をクリック ⇒「完了」をクリック
f.回 復
コピー、貼り付けでバックアップしたものはその逆で回復。エクスポートでバッ
クアップしたものはインポートで回復します。
g.上記は簡単確実な手動操作だが、ファイル履歴を使う自動操作もできます。
コントロールパネル ⇒ システムとセキュリティ ⇒ ファイル履歴 ⇒ 左のメニ
ューで設定 ⇒ 欄外右下の 「オンにする」 をクリック ⇒ 今すぐ実行をクリック
3.システム全体のバックアップ
コントロールパネル ⇒ システムとセキュリティ ⇒ ファイル履歴でファイルの
バックアップコピーを保存 ⇒ 左下の「システムイメージのバックアップ」で保存
が始まります。
「 回復 」 はチャーム ⇒ 設定 ⇒ PC設定の変更 ⇒ 保守と管理 ⇒ 回復 ⇒今
すぐ再起動する ⇒ トラブルシューティング ⇒アカウント名をクリックし ⇒ パス
ワードを入力 ⇒ 続行 ⇒利用可能なシステムイメージのうち・・・を選択 ⇒
次へ ⇒ 次へ ⇒ 完了
4.リカバリー
リカバリーとはパソコンがどうしても回復しないときの最終手段で、 購入時の状
態に戻してやる方法です。
リカバリーシステムは大抵Dドライブに入ってるので、ここからリカバーを行い
ます。
方法は各メーカーごとに異なるので、取扱い説明書に従って行います。
また、Dドライブのシステムが消されているような場合には 別途作成のリカバリ
ーディスクが必要となります。
リカバリーディスクの作成も、取扱い説明書に従って行います(普通1回しかで
きません)。
面倒な場合はメーカーから購入もできます。
Windows8.1ではリフレッシュができるようになり、リカバーの機会は減っていま
すが、リカバーディスクは必ず持っておきましょう。
リフレッシュはデータは消されず残り、 パソコン購入後にインストールしたアプ
リは削除されます。
操作方法は下記のとおりです。
http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=015772
以上
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□ 参考情報・資料
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●あなたのパソコンの内臓時刻が地域標準時と合っているか調べる
パソコンを複数台で使用していて、データを共有していた場合、パソコン毎にフ
ァイルのタイムスタンプ(年、日、時、秒)に誤差が生じていることがあります。
パソコン間で同期する場合、同期できない場合があります。
私の場合、各パソコンとも誤差が生じていました。大きい誤差ですと5秒もあり
ました。
皆さんも、パソコンが地域標準時との誤差がどのくらいあるか下記のサイトで調
べてみませんか。
http://www.nict.go.jp/JST/JST5.html
但し、本ページは正確な日本標準時の提供を目的としたものではありません。
各パソコンの時刻合わせの方法は下記のサイトにあります。
http://jjy.nict.go.jp/ntp/
参考にしてください。