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シニア情報生活アドバイザーマガジン


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MELLOWのマーク   発行:一般財団法人ニューメディア開発協会 
      シニア情報生活アドバイザー事務局 

 この度、熊本地震で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 被災地の方々におかれましては、一日も早い復旧がなされますことをお祈りいたします。

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□  <目次> 
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[トピックス]
 ●シニアネットフォーラム2017について
 ●今年度シニア情報生活アドバイザー未更新の方へ
[スキルアップ講座]
 ●身代金を要求するランサムウエア対策
     −−− メロウ・マイスター 臼倉登貴雄 −−−
[参考情報・資料]
 ●Windows 10 版養成講座テキストの修正を掲載
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□  トピックス
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 ●シニアネットフォーラム2017について
 シニアネットフォーラム2017につきましては、例年のように平成29年3月 東京において開催予定ですが、フォーラムの内容、ご推薦できる講演者、ご要望等 がございましたら、ぜひご意見をお願い申し上げます。
 ただし予算上たいへん厳しいので必ずしもご希望には添えない場合がございます ことをご容赦願います。
 ●今年度シニア情報生活アドバイザー未更新の方へ
 今年度各団体によるシニア情報生活アドバイザーの更新もほぼ終了いたしました が、今回遠隔地への引っ越し、団体主催の更新講習会と日程が会わなかった、病気 で出られなかった、諸事情の人間関係等の理由により今年度更新されなかった方で 再更新されたい方は、当事務局川村までぜひご相談ください。
 もちろん秘密厳守でご相談させていただきます。
  03-6892-5034
  kawamura@nmda.or.jp
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□  スキルアップ講座
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 ●身代金を要求するランサムウエア対策
                  メロウ・マイスター 臼倉登貴雄
 先日、「ランサムウエア(身代金ウイルス)対策について」のタイトルでソース ネクスト株式会社からメールが届いた。
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 最近、勝手にパソコンをロックしたりファイルを暗号化した後、 パソコン内の情報を人質に「身代金(=ランサム)」の支払いを要求する 「ランサムウェア」による被害が拡大しています。
この不正プログラムによって人質となったファイルは、要求通り支払わないと 元に戻せず、また支払っても復元される保証のない悪質なものです。
 このような被害に遭わないための、本質的な対策の1つがバックアップです。
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 受け取った方も多いかと思います。
 要は、バックアップソフトの売り込みなのだが、気になったので調べてみました。
 「ランサムウエア」で検索すると数多く検出されます。
 「ウィキペディア」には下記のように記載されていました。
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 ランサムウェア(英語: Ransomware)とはマルウェアの一種である。これに感染 したコンピュータはシステムへのアクセスを制限される。この制限を解除するため、 被害者はマルウェアの作者にransom(身代金)を支払うよう要求される。数種類の 形態のランサムウェアは、システムのハードディスクドライブを暗号化し(暗号化 ウイルス恐喝)、また他の幾種類かは単純にシステムを使用不能にし、ユーザーに 対して身代金を支払うようにそそのかすメッセージを表示する。
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 掲載先は下記です。
 短縮URL http://goo.gl/ySU2pm
 ランサムウェアは、1989年に初めて存在が知られたと記載されていますので、 古典的なマルウェアです。
 典型的にはトロイの木馬として増殖すると記載されています。
 特に、2012年以後、ヨーロッパで拡散してきたようです。
1.注目するのは、セキュリティソフトが検知できない懸念があると記載されてい ることです。下記のように記載されています。
 他の形態のマルウェアと同様に、セキュリティソフトウェアがランサムウェアの ペイロードを検知できない懸念がある。 特にペイロードが暗号化されている場合や 新種のマルウェアの場合、検知が難しい[45]。 また、ネットワーク越しのストレー ジ(ネットワークドライブ)中のデータも暗号化されてしまう懸念がある。
 たとえマルウェアに侵されてもアクセスできないストレージ(例:取り外すストレ ージ)にデータのバックアップを保存することによって、バックアップ時点の状態 には復元することができる。
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 別のページには、データを暗号化されてしまうタイプ以外に、下記のようなタイ プがあるとも掲載されていました。
 ○ スマホの画面をロックし使えなくするタイプ
 ○ パソコンの画面をロックし使えなくするタイプ
 ○ ブラウザをロックし使えなくするタイプ
2.ランサムウェアの感染経路は大きく2つあります。
 Windowsパソコンをターゲットにしたものとしては次のとおりです。
 1.ウイルスが添付された迷惑メールから
 2.ウェブサイト(SNSやブログ、広告なども)を閲覧するネットサーフィン から
3.まったく同じ感染手口なのが ネットバンキングの不正送金に繋がるウイルス
 最近、各銀行が振り込みの際に「ワンタイムパスワード」を使用するようになっ てきました。
 私も、銀行からの通知で、スマホで使える「ワンタイムパスワード」アプリに切 り替えました。
 ※銀行からの通知には「10月以降はマイゲートによる振込等の一部お取引きは ワンタイムパスワードを使用しない利用できません」と書かれていたので、しかた なく切り替えました。
 不正送金事犯は、警察庁の発表によると平成27年の被害額は30億円です。
 http://www.npa.go.jp/cyber/pdf/H280303_banking.pdf
4.ランサムウエア(身代金ウイルス)対策は、本人の注意とデータのバックアッ プしかないということ。
 感染しない対策は、2.で記述したように本人が注意するほかありません。
 また、感染した場合はデータのバックアップしかありません。
 Windows OS 用のバックアッソフトはたくさんあります。
 フリーで使用できるものもあります。
 私は「AOMEI Backupper」というソフトを使用して、月1回はハードディスク全体 をバックアップしています。
 「AOMEI Backupper」ダウンロード先
 http://www.backup-utility.com/jp/
 スマホやタブレットで感染した場合は、保存したバックアップデータでバックア ップするしかありません。
 そのためにも、必ず、バックアップの設定は「オン」しておきましょう。
 万が一、画面をロックされた場合は強制初期化しかないでしょう。
 強制初期化は機種によって方法が違いますので、必ず、確認して行う必要があり ます。
 以上
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□  参考情報・資料
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 ●Windows 10 版養成講座テキストの修正を掲載
 Windows 10 版養成講座テキストが公開されて6か月が経ちました。
 細かな修正箇所がありましたので下記に公開いたしました。
 https://senior-net.sub.jp/it-adviser/win10_syuusei.html
 この他に、お気づきの箇所がありましたらご一報ください。
 シニア情報生活アドバイザー事務局 sa@nmda.or.jp

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