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シニア情報生活アドバイザーマガジン


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MELLOWのマーク   発行:一般財団法人ニューメディア開発協会 
      シニア情報生活アドバイザー事務局 
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□  <目次>
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[トピックス]
 ●「事務所移転」のご案内
 ●東日本大震災復興支援に関して
[スキルアップ講座]
 ●迷惑メールの対策方法について
       ダイヤネット  冨山 信
[参考情報・資料]
 ●東日本大震災被災地支援(リユースパソコン寄贈・貸出)プログラム
 ●被災地に行かなくてもできる支援情報発信!
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□  トピックス
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 ●「事務所移転」のご案内
 この度、一般財団法人ニューメディア開発協会は、7月31日(日)をもちまし て新目白ビルより事務所移転をすることになりました。
1.移転日 平成23年8月1日(月) 9:30〜
      業務終了7月29日(金)午前中(電話・メール・FAXも同じ)
2.新事務所
 〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町3−2 リブラビル地下1階
3.新電話・FAX
   ◆シニア情報生活アドバイザー事務局
      TEL 03-6892-5034 担当(川村、島村)
   ◆総務グループ
      TEL 03-6892-5030  FAX 03-6892-5029
4.アクセス
   東京メトロ銀座線「三越前」駅徒歩4分
   東京メトロ半蔵門線「三越前」駅徒歩6分
   東京メトロ日比谷線「人形町」駅徒歩6分
   JR総武線快速「新日本橋」駅徒歩5分
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  ●東日本大震災復興支援に関して
 このたび、東日本大震災復興支援の一環としてシニアネットリアス大船渡に JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)を当協会を通じて仲介させて パソコン20台を貸与いたしました。
シニアネットリアス大船渡は、今回の震災でパソコン教室のパソコンが流されて しまいました。
 今回の貸与を受けて、今後、仮設住宅等でパソコンの講習をされる予定です。
 その他、近隣のシニアネットも同様に被害にあわれており、現在JEITAに 同様に申請中です。
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□  スキルアップ講座
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 ●迷惑メールの対策方法について
          ダイヤネット  冨山 信
1.はじめに
 迷惑メールとは本当に厄介なものです。一度取り付くと、メール受信ボックスを 開くたびに、いろいろな迷惑メール(広告・勧誘・出会いサイト系など)があふれ ています。
 本来の受信目的のメールの数よりも多い場合は、不必要な迷惑メールを削除する だけで本当に一仕事です。削除完了までに多大な時間がかかると、それだけで疲れ 果てて、その後にパソコンを使用しようとする意欲が失せてしまいます。
 おまけに、メールの削除に終始することで、本来の大切なメールを見逃したり、 誤って削除したりする場合もあり、本末転倒とも言うべき事態となります。
 そもそも、迷惑メールとは自分の依頼で来たものではなく、心当たりのないもの ばかりです。
 対策に困ったあげく、メールアドレスを変更すると、一時的に迷惑メールはこな くなります。
 ところが、迷惑メールに対して効果的な対策を実施していない場合は、また迷惑 メールが再来し、以前と同じことの繰り返しになることが予想されます。
 メールアドレスの変更は一時的な応急手当てであっても、適切な予防対策とは言 いがたいので、根本的な解決策とはならないようです。
 しかも、メール名変更手続きはプロバイダーによりますが、意外と面倒で、しか も、たいていは有料となります。
 また、変更により友人などとのコミュニケーションなどに支障をきたすことにも なりかねません。
 すでにご存知の方もいるかもしれませんが、迷惑メールを防ぐ方法は幾つかあり ます。
 もちろん全てが迷惑メールを100%完璧に防御することが保障されているわけでも ありません。
 しかし私はこの防御手段をもとに、漏れた箇所の補強を行いながら迷惑メール対 策を行いました。
 結果として、以前よりスムーズなメール送受信が帰ってきました。
2.そもそも迷惑メールがなぜ来るのか
 迷惑メールを受信する原因は以下のようなものがあります。
(1)迷惑メール業者が自動収集
 収集プログラムなどの専用ソフトがネットを巡回して、掲示板などに投稿したメ ールアドレスを迷惑メール業者の自動収集プログラムが採集
(2)特定の悪意を持った人が迷惑メール業者に横流し
懸賞応募サイトなどに応募登録などをした時、セキュリティ環境の不備をついて、 悪質な運営業者や運営担当者がメールアドレスを迷惑メール業者に横流し(サイト 運営が外部委託の場合、隙を狙われる傾向があるらしいです。もちろん、全てのサ イトがこれに当てはまる訳ではありません。)
(3)自分のパソコンがウィルスに感染
 特定のウィルスなどによってメールアドレスを盗用され、その後に闇の共有サイ ト上での公表などで迷惑メール業者などが再利用する。(知らない間に自分のパソ コンが迷惑メールの発信源として借用される場合もあります)
 懸賞応募やネットショッピングなどを利用の際には、メールアドレスなどの個人 情報を登録することにより、第3者とやり取りをする場合が必然的に多くなります。
 個人がいくら慎重に行動をしても、悪意の漏洩が介在すれば完全にメールアドレ スの流用を防止することはまず困難です。
 また、迷惑メールにはよく『配信解除はこちらから』のようにリンクが記載され ているものがありますが、実際に解除操作を行う時は注意してください。
 業者側が『現在使われているアドレス』と判断し、よりたくさんの迷惑メールを 呼び込んでしまうこともあります。
 つまり、パソコンを便利な情報活用手段として頻繁に利用するのなら、迷惑メー ルは必ず来ることを前提に対策を立てることが必要だということになります。
 ところで、われわれの社会には表社会と裏社会があるとよくいわれています。
 パソコンなどを通じてインターネットを利用するときも同様にネットを介した裏 の社会があるといわれています。
 迷惑メールの大部分はまさにその入り口への罠としての役割を果たしているのか もしれません。
 そのようなものに、私たちは関わりたくありませんね。
 しかし、心配する必要はありません。現在広く提供されている迷惑メール対策を 十分に行えば、迷惑メールに打ち勝つことができます。
3.迷惑メールの対策
 代表的な迷惑メール対策で一般的なものは以下のとおりです。
 ★プロバイダのサービスを利用する方法
 ★メールソフトの機能を利用する方法
 などがあります。
 どの方法でも、受信メールを自動検査し、送信元の情報などをもとに、迷惑メー ルかどうかチェックを行います。
 しかし、迷惑メールもどんどん巧妙になっており、対策をすれば完璧に防げると いう訳ではありません。
 自分で設定を加えたり、場合によっては複数の対策を組み合わせることで、より 多くの迷惑メールなどのセキュリティの脅威を防止することができます。
 参考までにウィルス対策などのセキュリティ全般も加えたクラウド形式のトータ ルサービスは企業などでは多く採用されています。
 ただし、ほとんどのプロバイダーでは有料です。
 あとは費用面での検討となりますが、一般的に個人客には少々お高いような気も します。
 いわばセキュリティ保険のようなものと割り切るかどうかです。
 まさに安全にはお金がかかる場合もあるということでしょうか。
4.プロバイダーのサービス利用
 受信メールはいったんプロバイダのメールサーバーに蓄積されますが、この際に 迷惑メールかどうかの自動チェックを行う仕組みです。
 基本的に、迷惑メールは自動判定されますが、さらに自分でメールアドレスやド メイン(アドレスの@以降の文字)を手動で登録することで、特定の相手からのメ ールを防止することもできます。
 迷惑メールと判定されたメールは、隔離して受信しなくて済む方法と、たとえば メールのタイトルに「迷惑メール」を表す文字を付け加えた形で受信する方法があ ります。(これについては、プロバイダーによっては判定と受信方法が異なる場合 があり、一概には一律ではありません)
 なんといっても、プロバイダーを利用する方法が一番簡単です。
 しかし、僅かな数とはいえ迷惑メールはプロバイダーをくぐり抜けることもあり ますので、その場合は手動でその迷惑メールアドレスを追加登録することで、次回 からは防止できます。(私のプロバイダーを通じてくるメールの中でも月に1、2 件は新規迷惑メールがありますが、手動設定を組み合わせることで、再び同じもの が来ることはありませんでした)
 ただし、注意することは、手動設定時に操作を間違えて友人・知人・取引会社な どの大事なメールアドレスを過って迷惑メールに登録しないでください。
 せっかくの対策が裏目となります。
5.迷惑メールの処理方法(プロバイダー)
 迷惑メールの処理方法は大きく2種類
 プロバイダの迷惑メール対策サービスでは、迷惑メールを「受信しない」方法と、 「タイトル(件名)に識別用の文字を付けて受信する」方法があります。
 迷惑メールの判定が確実であれば「受信しない」で問題ありませんが、まれに通 常メールが迷惑メールと誤判定され、手元に届かない場合があります。
 そのため、最初のうちはプロバイダーが契約者本人だけに提供している迷惑メー ル一覧などをモニターして、受信の様子を見る方が安心です。
 もし通常メールが誤判定されてしまったら、そのアドレスをいわば“許可メール アドレス”(プロバイダーによって表示名称が異なる)として登録することで、次 回からの誤判定を防ぐことができます。
6.プロバイダーの迷惑メール対策サービスの例
 大半の大手プロバイダは、会員向けに迷惑メール対策サービスを提供しています。
 有料か無料かは、プロバイダによって異なります。
 無料で提供されていても、サービスの利用にあたっては、別途申し込み手続きが 必要な場合があります。
 契約しているプロバイダーのサイトで確認してみてください。
 一例として次のようなものがあります。
(サービス範囲は迷惑メール対策のみに限定)
 ★@nifty 「迷惑メール対策サービス」 無料
 ★BIGLOBE 「迷惑メールブロックサービス」無料(ただし隔離する場合は有料)
 ★So-net 「迷惑メール振り分けサービス」無料
 ★OCN 「迷惑メールブロックサービス」有料
 ★JCOM 「迷惑メール、スパムメール対策」無料
 など
 (2011/06現在)
 なお、サービスを提供していないプロバイダの場合やさらに強化したい場合の対 策を次にご紹介します。
7.プロバイダーが迷惑メール対策サービスを提供していない場合
 以前のメールソフトでは、さまざまな種類の迷惑メールに対応するのは困難でし た。
 でも最近は、無料のメールソフトにも迷惑メール対策に特化した機能が搭載され るようになっています。
 受信時に迷惑メールと判定されたものは、自動的に迷惑メールフォルダーへ隔離 されます。
 特にWindows XPの標準メールソフト「Outlook Express」のように迷惑メール対策 機能がないソフトを使っている方は、Windows 7で標準搭載のWindows Liveメール (ダウンロードは無料)などのメールソフトに乗り換えることで対策を強化できま す。
(1)Windows Liveメールでの場合
 メールを選択して「迷惑メール」アイコンをクリックすることで、学習させるこ とができます。
 メールソフトに搭載されている迷惑メール対策機能は、使いはじめの頃は、効果 は高くありませんが、届いた迷惑メールを自分で選んで「これは迷惑メール」と分 類を行うことで、ソフトがどんどん学習を行っていきます。
 次回以降は、類似したメールが届くと、相手先アドレスや中に含まれる文字列な どから迷惑メールと判定し、迷惑メールフォルダーへ隔離されます。
 このように、プロバイダーの迷惑メール対策サービスに比べると、導入当初は やや手間がかかりますが、使えば使うほど高い精度の判定が行えるようになります。
 また、現在、XPをご利用の方は近い将来のOS移行に必要なメール環境準備を兼 ねることになります。
(2)GmailやHotmailなどのフリーメールとの連係
 パソコンのメールソフトを利用しなくても、Webブラウザーの画面がそのままメー ルソフトのように使えます。
 フリーメールとは会員登録することで無料のメールアドレスが取得できるサービ スの総称です。
 メールはパソコン上にダウンロードするのではなく、フリーメール事業者のサー バー上に保管されたものを、その都度IEブラウザーなどで読み込んで表示します。
 使用ユーザが多いGmailやHotmailなどのフリーメールは、世界中のユーザから集 めた迷惑メールの情報に基づく、高度な迷惑メール対策機能が搭載されています。
「別のアドレスを持ち、利用用途を使い分けたい」とか「現在のアドレスを変更し たくない」という方でも、一工夫することで、メールアドレスはそのままで、フリ ーメールの迷惑メール対策機能を利用することができます。
 この場合の利用方法として以下のaとbのような利用方法があります。
a.懸賞・応募サイトなどのように一時的に利用するサイトでのメールアドレス登録 時に副メールアドレスとして活用
 たとえば、初めて利用するサイトなどでメールアドレスを登録するような場合な どにも、いままでのリスクの低減ができます。
(万が一に副メールアドレスが流用されても、迷惑メールはほぼ確実に防止されま す。また、プロバイダーに登録している主メールアドレスを使用しないためにかな りのリスクを減らせます)
 さらに、Gmail側のメール転送機能を活用すれば、転送先の自分の主メールアド レスで、自分の主メールアドレスの内容とGmailの内容を合わせて、見ることがで きます。
b.全てのメールをフリーメールのサーバーを経由して受信
 基本的な考え方は、メールをプロバイダーから直接受け取るのではなく、いった んフリーメールのサーバーを経由させてから閲覧するというものです。(詳細な設 定方法はGoogleなどで公表済)
 たとえばGmailの場合、プロバイダーのメールサーバーを一定時間(数分など)ご とにチェックし、新着メールをGmailのサーバーに取り込む設定ができます。
 その際に、迷惑メールをGmail側でチェックし、迷惑メールは自動的に迷惑メール フォルダーに隔離されます。
 また、この方法とは逆にプロバイダーの受信メールをGmailのアドレスへ全て転送 する方法もあります。
 いずれにしてもGmailを主メールアドレスとして利用する活用方法となります。
 上記aの方法は利用が簡単でお勧めだと思いますが、bについてはあくまでも参考 情報です。(詳細を知りたい方はGoogleなどが公表した設定方法や関連市販本など をご覧ください)
 最初に登録したメールアドレスはプロバイダー変更などの止むを得ない事情がな い限り、変更しないで、できるだけ長く利用したほうが便利です。今回の情報を少 しでも参考にしてくだされば幸いです。
 以上
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□  参考情報・資料
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 ●東日本大震災被災地支援(リユースパソコン寄贈・貸出)プログラム
 NPO法人イー・エルダー 東北支部では、東日本大震災支援のために宮城、 岩手、福島で被災した非営利団体・教育機関にパソコンの無償寄贈と、震災でパソ コンを失い困っている障がい者、高齢者、子育て中の主婦などの個人にパソコンの を無償貸出を行っています。
 http://www.seniorit.info/ee/
 ●被災地に行かなくてもできる支援情報発信!
 今住んでいる場所で無理をせずに等身大でできる被災地サポートの情報を提供す るサイト。
 「送ってサポート」「買ってサポート」「寄付してサポート」「行ってサポート」 のほか、一般の主婦や学生が始めた支援活動を紹介するコーナーがあります。
 紹介している記事は下記にあります。
 http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20110725/111623/?ST=rebuild
 被災地支援情報ポータルサイト「LOVE JAPAN」
 http://www.love-japan.biz/
 シニア情報生活アドバイザーだからできる支援活動が欲しいですね。
 アイディアがありましたら下記の「シニアネット震災復興支援活動」にご提案を お願いします。
 http://nmda-snr.saloon.jp//?page_id=142

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