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シニア情報生活アドバイザーマガジン


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MELLOWのマーク   発行:一般財団法人ニューメディア開発協会 
      シニア情報生活アドバイザー事務局 

 新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、また、感染拡大によりご不安な  新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、また、感染拡大によりご不安な日常生活を過ごされている皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
 そして、世界各国における新型コロナウイルス感染症の流行が一刻も早く収まることを祈っております。
 新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置は解除されましたが未だに収束はされていません。今後も不要不急の外出を自粛し、感染しない、感染させない取り組みとして「人と人との距離の確保」「マスクの着用」などの基本的な感染防止対策に加え、共同で使う物品などは消毒を行い、こめな手洗いを徹底し、そして、「密閉」、「密集」、「密接」を避ける行動を継続しましょう。

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□  <目次> 
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[トピックス]
 ●本年度の「シニア情報生活アドバイザー認定更新」手続きについて
 ●令和4年度文部科学省補正予算について
 ●総務省令和5年度「デジタル活用支援事業」公募について
[スキルアップ講座]
 ●サポートに便利なクイック アシストを使おう
   −−− メロウ・マイスター 臼倉登貴雄 −−−
[参考情報・資料]
 ●Facebookの安心安全活用講座実施
 ●迷惑メール情報提供のお願い
 ●Google フォト、ロケーション履歴からの位置情報推定を廃止へ
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□  トピックス
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 ●本年度の「シニア情報生活アドバイザー認定更新」手続きについて
 本年度の「シニア情報説活アドバイザー認定更新」手続きについては、先月号で 予告したとおり現在「更新講座用テキスト」を鋭意製作中であり(2月末には原稿 完了)、3月中旬から下旬にかけて配布出来るように予定しております。
 認定更新手続き対象は、有効期限2023年3月31日の方となりますが、既に 失効されている方も3年以内なら対象とする予定です。
 ●令和4年度文部科学省補正予算について
 本件につきましては、昨年末より「シニアネット交流広場」の事務局のお知らせ にて案内済みですが、文部省では令和4年度の補正予算として「国民のデジタルリ テラシー向上事業」として希望する各自治体の公民館、教育機関でパソコン、スマ ホ等の講習会を実施するものです。
 すでに年末から各自治体に対して公募をしておりますが、本事業は令和5年度に も予算を計上しており、継続事業として実施されるものと思われます。
 ただし、これに応募するのはあくまでも各自治体ですが、自治体によっては、 「どこの団体に相談したらよいかわからない」という声もあり、当協会としてはシ ニアネット養成団体をご紹介させていただいております。
 つきましては、もしどこかの自治体よりご紹介がありましたなら対応をいただき たくお願いします。自治体の要望を伺ってお断りになってももちろん結構です。
 一方、もしご近隣の公民館、図書館、教育機関の方とお付き合いが有れば、自治 体としてご参加されるか確認・ご勧誘をされても結構かと思います。
 シニアネット交流広場事務局のお知らせ → 文部省令和4年度補正予算
 http://nmda-snr.saloon.jp//?page_id=127
 ●総務省令和5年度「デジタル活用支援事業」公募について
 令和5年度の総務省「デジタル活用支援事業」の公募を実施する事業者は昨年度 より早く決定する予定です。
 皆様に「全国事業団体」として公募を出す時期は昨年より約1カ月程度早まり、 3月末から4月上旬にかけて募集が開始されるものと予想されます。
 応募を予定されている団体の方は早めに準備された方が得策と思われます。
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□  スキルアップ講座
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 ●サポートに便利なクイック アシストを使おう
   −−− メロウ・マイスター 臼倉登貴雄 −−−

 先日、定期的に実施しているパソコン講座のメンバーから助けて欲しいとの電話 がありました。

 助けて欲しい内容は、「ウイルスを検出した」という旨の警告画面を出ないよう にして欲しいということでした。
 何が起こったのかを具体的に尋ねると下記のとおりでした。
1.昨晩、ウェブサイトの閲覧中に、突然「ウイルスを検出した」という旨の警告 画面が表示さた。
2.驚いてブラウザを終了させた。ところが、ブラウザを再起動すると「ページの 復元」というメッセージが表示された。
3.メッセージに記載されている「復元」ボタンをクリックすると、ブラウザ終了 時にアクセスしていたページが再読み込みされて、再度、同じ警告する画面が表示 されてしまった。何度も再起動したが結果は変わらなかった。
4.警告画面には、Microsoft サポートへの電話番号が記載されていたので、電話 したらウイルスに感染しているので指示に従ってパソコン操作するように言われ操 作した。
5.遠隔操作ソフトがインストールされたようで、危険があることが色々と表示さ れ説明された。
6.最後には、解決策として直ぐ、セキュリティ対策ソフトを購入して入れるよう に言われ、ソフトの契約金額を言われた。
7.これ以上はマズイと思い電話を切った。
8.翌日、ブラウザを再起動すると「ページの復元」というメッセージがまたもや 表示された。メッセージに記載されている「復元」ボタンをクリックすると、再度、 同じ警告する画面が表示されてしまった。
 以上のようなことから、何とか「ページの復元」というメッセージを出ないよう にしたいと思い、私に相談することになったとのことでした。
 相談を受けた私は、この時、2023年版のスキルアップ研修テキストの編集中で、 Windows 10の特徴の中に「サポートに便利なクイック アシスト」を記載していまし た。
 この機会に、実際にクイック アシストでサポートしてみようと思い、相談者に 提案してみたところ、了解が得られました。

 ここからが、今号の本題です。
 サポートに便利なクイック アシストを使おう  クイック アシストとは、ネットワーク(LANやインターネット)で接続した2台 のパソコンで、片方のパソコンがサポート(支援者:アシスタント)となり、もう 一方の操作に困っているパソコン(ユーザー)を遠隔から直接操作して実際の操作 方法を指導したり、代わりにトラブルシューティングを行うことができるリモート コントロールアプリです。
 操作方法は非常に簡単です。
1.アシスタントはクイック アシストを起動します。
 クイック アシストは、スタートメニューの「Windowsアクセサリ」にあります。
 ※Windows 11 の場合は、スタートメニューに「Windowsアクセサリ」はありませ んので「か」のカテゴリーの「クイック アシスト」で起動します。
2.アプリを起動して、最下部にある「他のユーザーを支援する」をクリックしま す。
3.「Microsoft サインイン」画面が表示されます。
4.Microsoft アカウント(携帯電話番号、Skype IDでも可)を入力し「次へ」ボ タンをクリックします。
5.「セキュリティ コードを共有する」画面が表示され「セキュリティ コード」 が発行され表示されています。
 ※「セキュリティ コード」の有効時間(10分)も表示されています。
6.そのコードをコピーしてユーザーに送信(メール、チャット等で)します。
7.コードを受け取ったユーザーは、クイック アシストを起動して、そのコードを 「アシスタントからのコード」ボックスに入力して「画面の共有」ボタンを クリックします。
8.アシスタントのクイック アシスト画面に、共有オプション画面が表示されます ので、アシスタントは「共有オプション」を選択して「続行」ボタンをクリックし ます。
 ※「共有オプション」は、リモート コンピュータを完全に制御できる「完全に制 御する」とフル コントロールなしでリモート画面を表示する「画面を表示する」が あります。アシスタントがユーザーの画面操作を行う場合は「完全に制御する」を、 画面の表示のみの場合は「画面を表示する」を選択しましょう。
9.ユーザーのクイック アシストには下記の許可を求める通知が届きます。
 画面を共有する  続行するにはアクセス許可が必要てす。
 ○○○○○(※アシスタントの氏名)はファイルを閲覧し、コンピューターを制 御てきるようになります。[許可]をクリックする前に、必要てないアプリケーショ ンをすべてシャットダウンし、表示されたくないプライベートデ-タを削除してください。
10.ユーザーはメッセージを確認して「許可」ボタンをクリックしますと、アシス タントのディスクトップにユーザーのディスクトップが表示され画面共有は完了と なります。
 ★クイック アシストの画面説明★
 >アシスタントの画面操作<
 画面中央上部には「画面の共有は有効です」と記載されたバーがあります。
 バーの右には「U」のボタンがあります。クリックしますと共有は「一時停止」 になります。
 アシスタントが「一時停止」しますと、ユーザーのディスクトップに「画面の共 有が一時停止されました」と通知が届きます。
 アシスタントが共有を再開するには、ユーザーが「画面の共有が一時停止されま した」のメッセージの右側にある「△」(再開)ボタンをクリックしますと「再開」できます。
 ※アシスタントが「一時停止」する場合は、「一時停止」ボタンの右側にある 「命令チャンネルの切り替え」ボタンをクリックしユーザーに事前に通知する必要 があります。また、再開する場合はユーザーに「再開」ボタンをクリックするよう 通知する必要があります。
 ※チャットは時系列に表示されるようになっています。
 「画面の共有は有効です」と記載されたバーの右上にある「×」ボタンをクリッ クしますとクイック アシストを終了します。
 アシスタントのクイック アシスト画面の上部には「コントロール バー」があり ます。
 左端には「ユーザー モード:管理者」と記載されています。
 中央には下記のボタンがあります。
 左から紹介しますと。
 モニターを選択:複数のモニターを使用している時に選択
 レーザー ポインター:ユーザーに強調したい時に使うと便利(色の選択可能)
 ペン:文字の記入、マーク等を記載するのに便利(色の選択可能)
 実際のサイズ:クイック アシスト画面はディスクトップに合わせて表示されてい ますが、このボタンをクリックしますとユーザーのディスクトップが拡大表示され ます。
 命令チャンネルの切り替え:コメント送信、チャットするのに便利
 再起動:ユーザーのパソコンを再起動することができます
 ※再起動を実施してみたら下記のメッセージが表示されました。
 再接続中
 リモートコンピューターへの再接続を試みています。
 インタ-ネット接続をご確認くたさい。
 共有先のシステムが再起動された場合、再起動後にクイック アシストを起動し、 同しセッションに接続されるまて待機するよう共有先に指示します。
 ※確かに、ユーザーのパソコンの再起動はできましたが、結果は下のとおり共有 は終了となり、再共有はできませんでした。
 画面の共有が終了しました。
 あなた、またはあなたがサポートしているコーザーのどちらかが画面の共有を終 了しました。
 今すぐアプリを閉じることができます。
 タスク マネージャー:ユーザーのタスク マネージャーを表示することができます。
 一時停止:共有の一時停止ができます。
 参加の終了:クリックしますと共有は終了します。ユーザーにも終了の通知が届 きます。
 >ユーザーの画面操作<
 画面中央上部には「画面の共有は有効です」と記載されたバーがあります。
 バーの右には「U」のボタンがあります。クリックしますと「一時停止」になり ます。
 アシスタントのクイック アシスト画面のユーザーのディスクトップ画面が消えます。
 再開するには、ユーザーが「画面の共有が一時停止されました」のメッセージの 右側にある「△」(再開)ボタンをクリックしますと「再開」できます。
 ユーザーは「一時停止」やコメントユーザーにする場合は、「一時停止」ボタンの右側にある「命令チャンネルの切り替え」ボタンをクリックしますと、コメ ントの送信ができます。
 ※コメントは時系列に表示されるようになっています。
 「画面の共有は有効です」と記載されたバーの右上にある「×」ボタンをクリッ クしますとクイック アシストを終了します。
 以上が、クイック アシストの操作方法の紹介です。

 ここからは、最初のトラブルのアシストの説明になります。
 先ず、メンバーからの依頼は、何とか「ページの復元」というメッセージを出な いようして欲しいとのことでしたので、幾つかの確認をしました。
 使用しているパソコンのOSは何か。
 →Windows 10  使用しているブラウザは何か。
 →Microsoft Edge  警告画面が出たのは何時からか。
 →前日の20時頃  次に、電話でクイック アシスト アプリを起動するように指示しました。
 ※Windows 10の使用でしたので、「Windows アクセサリー」を開き「クイック ア シスト」を起動するように伝えました。
 また、LINEに「セキュリティ コード」を送るので、届いたら直ぐクイック アシ スト画面の「アシスタントからのコード」ボックスに入力して「画面の共有」ボタ ンをクリックするように伝えました。
 そして、その後「画面を共有する」画面が表示されるので「許可」ボタンをクリッ クするように伝えました。
 ※「画面を共有する」画面には、「○○○○○(※アシスタントの氏名)はファ イルを閲覧し、コンピューターを制御てきるようになります。」と記載されていま すので、アシスタントはユーザーにその旨を話し事前に了解を得ておくことが必要 です。
 以上で、メンバーのパソコンの共有はできました。
 次に行ったことは、「ページの復元」というメッセージは Microsoft Edge に表 示されているとのことなので、共有画面から Microsoft Edge を起動してメッセージが表示さ れていることを確認しました。
 「ページの復元」をクリックしますと確かに「警告画面」が表示されてしまいま す。
 そして行ったことは、閲覧したページの情報は履歴に保存されているので履歴を 警告画面が出る前まで削除することでした。
 それでだめなら、キャッシュや Cookie なども削除してみようとも思いました。
 結果として、履歴を削除したことで「ページの復元」というメッセージは出なく なりました。
 わずかな時間で解決したのでした。
 以上、参考になれば幸いです。

 記:臼倉 tokio@usukura.com
 http://www.facebook.com/usukura.jp
 シニア情報生活アドバイザー活動支援ページ
 https://www.facebook.com/sitadv/
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□  参考情報・資料
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 ●Facebookの安心安全活用講座実施
 NPO法人イー・エルダーでは、Facebookの安心安全活用講座を実施することに なりました。
 コロナ禍の影響で、2021年より実施は見合わせていましたが、今回からはリモー ト(Zoom)で行うことになりました。
 実施時間は、1時間30分程度です。
 使用するテキストは、Facebook社が2022年2月に作成した「大人のためのFacebook ガイドブック」です。ダウンロード版と冊子版があります。
 参加費は、Facebook社の支援がありますので無料です。
 参加希望、お問い合わせは:usukura@e-elder.jp
 この他、各シニアネットが独自にこの講座を実施する場合の支援も可能です。
 ●迷惑メール情報提供のお願い
 迷惑メール相談センターでは、総務省より委託を受けて「特定電子メールの送信 の適正化等に関する法律」に違反していると思われる迷惑メールを収集しています。
 http://www.dekyo.or.jp/soudan/contents/ihan/  ●Google フォト、ロケーション履歴からの位置情報推定を廃止へ
 米Googleは、クラウドフォトストレージ「Google フォト」において、撮影場所の 推定に関する仕様変更を2022年12月中旬から数カ月かけて段階的に行っています。
 今後、ロケーション履歴に基づく推定方法は廃止されます。
 https://news.mynavi.jp/article/20230105-2554595/
 写真の撮影場所の情報を確認、編集する方法
 https://support.google.com/photos/answer/6153599

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